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祭り



  • San Fermin

    San Fermin(サンフェルミン祭り)


    ○7月6日~14日  ナバラ州パンプロナ
    ○内容 聖職者サンフェルミンを称えるお祭りで牛追いが有名。世界中から毎年250万人もの観光客が集まってくる。白いシャツと赤いスカーフを身につけて参加する。
    ロケット花火の打ち上げで始まり、巨大人形と音楽隊のパレード、民族舞踊、 トーナメント試合などイベントがたくさん。牛追いは7月7日に開催される。

    ○歴史 ・牛追い
    14~15世紀、ナバラ州の闘牛場に郊外から牛を運ぶため牛追いが始まった。
    17世紀後半の頃、牛追いは許可が必要になっていて若者は参加が禁止されていた。
    若者たちは規則を破って牛追いの道に入り、牛の前を走っていた。これが人気となり、9年かけて法律が廃止され、現在はだれでも参加できるようになった。

    サンフェルミン
    聖職者。目の見えない人の視力を回復させたり、1000人以上の病気を治すという奇跡を起こした。当時の役人は神への信仰を回復するためにサンフェルミンを逮捕し首を切った。その後、首には赤いハンカチをつけてサンフェルミンを称えるために祭りが開かれるようになった。



    SanFermin
    SanFermin
    SanFermin
    SanFermin


  • Tomatina

    La Tomatina(トマト祭り)


    ○8月の最終水曜日 バレンシア州ブニョール
    ○内容 収穫祭。熟したトマトをぶつけ合うお祭り。町の人口が9700人、祭り参加者は約4万人。お祭りの前日には屋台が並び、トマトで汚れて困るものや家の壁がビニールシートで覆われる。
    当日パロハボンというイベントでスタート。てっぺんに生ハムがつけられた木の棒が町中に立てられる。棒には石鹸が塗られている。生ハムを取った人は英雄となる。邪魔するために上の階からバケツで水をかけたりゴムホースで放水したりする。パロハボンでハムが取られるとトマト祭りが始まる。

    ○歴史 1940年代半ばに始まる。野菜売り場でトマトを投げ合って喧嘩をした、町の議員に向けてトマトを投げつけた、など始まりの理由はいくつかある。
    毎年同じ日にトマトを投げあうというトマティーナができたが、年々過激になってきたため、町はトマティーナを禁止。それでも続けた人たちを逮捕したところ、住人が怒ったため、ルールを決めて翌年からまた開催されるようになった。

    ○ルール 
    (1)危険なものは持ち込まない。
    (2)少し潰してから投げる。
    (3)人の服を破らない。
    (4)トマティーナの時間以外には絶対にトマトを投げない。

    Tomatina
    Tomatina2
    Tomatina
    Tomatina


  • Las Fallas

    Fallas de San Jose(サンホセの火祭り)


    ○3月19日 バレンシア
    ○ 内容 広場や通りを大小600の人形で飾り、19日の夜にすべてを焼き払う火祭り。大きな人形をFallas adultos 小さい人形をFallas infantiles と分けて人気投票をする。人気投票で1番を取ると焼かれずに博物館に永久に保存される。爆竹ショーや花火大会、炎のパレードなどもある。

    ○ 歴史 イエスキリストの父サンホセを称える祭り。サンホセの職業が大工だったため昔からサンホセの日に焚火をする習慣があった。ある日、焚火に人形を投げ入れたところ面白かったため、いろいろな人形が作られるようになった。

    Fallas
    Fallas
    Fallas
    Fallas




踊り



  • Flamenco(フラメンコ)


    スペイン・アンダルシア
    スペインと聞いてフラメンコを思い浮かべる人は少なくないでしょう。フラメンコは歌・ギター演奏・踊りの三位一体で成り立っています。フラメンコはアンダルシアに住み着いた放浪の民ジプシーたちが土着の民謡を元に作り上げたのですが、他の音楽と接触するうちに様々なバリエーションが生まれました。現在では、フラメンコは日本をはじめ海外でも広く愛好されています。国際的な活躍をするアーティストも多く存在し、その中にはジプシーの血を引かないものもいます。



    Yolanda Gonzales Sobrado (by andalucia YouTube)



  • Tango(タンゴ)


    アルゼンチン
    タンゴはアルゼンチンで生まれたダンスと音楽の名称です。タンゴにはアメリカ、ヨーロッパ、アフリカなどのさまざまな文化の要素が含まれていますが、1880年ごろラ・プラタの地域で肉体労働に従事していた民族隊が生活の苦しさを紛らわすために始めた踊りがもとになっています。ワルツ同様タンゴは男女一組のペアダンスですが、ステップは平行ではなく、男性が女性をリードし、女性がそれに従う形をとります。1940年代にタンゴはアルゼンチンでブームになりますが、1980年代ブロードウェイでヒットした「タンゴ・アルヘンティーノ」のおかげもあり、タンゴは今日、国際的な人気を博しています。





  • Salsa(サルサ)


    キューバ
    1930年代にカリブの島キューバのソンやルンバから発展したものをサルサの発祥とする説がありますが、その後にプエルトリコ発祥のダンス音楽に、ジャズ、ソウル、ロックなどの要素を取り入れたものを発祥とする説、さらにその後1970年頃までにニューヨークで確立されたものをサルサの発祥とする説もあります。サルサに直接影響を与えた音楽はキューバのソンです。ソン は、キューバ起源のラテン音楽のジャンルで、スペイン語で音という意味です。

     一般的に、前半のメロディーの歌曲形式と、後半のモントゥーノと呼ばれるソロ歌手とコーラスの掛け合いの形式をとっています。マンボやチャチャチャも基本的にはソンを土台に作られたものです。








文明

  • Piedra12angulos

    インカ文明

    時期・・・13~16世紀頃
    地域・・・ペルー、ボリビア、チリ
    言語・・・ケチュア語
    文字・・・文字なし

    ペルー南部のクスコを宇宙の中心とさだめ,アンデス一帯に大帝国をうちたてた高文明。インカincaとはインティ(太陽)の神の子という意味。
    この文明には大量輸送に欠かせない「車輪」と、情報の伝達に必要な「文字」がない。建造物に使用された巨大な石は、主にてこを用いて人力または牛馬などによって運ばれ、また文字の代わりに「キープ」と呼ばれる毛製の紐に結び目を規則的に編みこむことにより、様々な情報が伝達されたといわれている。
    脳外科的手術を行い血腫などを取り除く技術が存在していた。さらに世界最古の免震装置であるシクラが発見されている。

    Coricancha

  • Itza

    マヤ文明

    時期・・・2~12世紀頃
    地域・・・メキシコ、グアテマラ、ベリーズ、ホンジュラス
    言語・・・マヤ語
    文字・・・マヤ文字

    マヤ文明は「謎の古代文明」と呼ばれている。 マヤとはメキシコ先住民の言葉で「周期」、マヤ文明とは「時間の文明」という意味で、 自らを「時の民」と称していた。巨大ピラミッドも高度な天文学も高等数学も、すべては正確な未来を予知するために発明された道具だったといわれている。
    また大文明が誕生するために、大河の近くにあること、くるま(車輪)の発明、金属(鉄)の使用の3つが必要とされているが、マヤ文明にはそのどれひとつない。

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